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2005年 3月4日

露地のみで野菜を作ってきましたが、たまたま古いハウスを譲り受けることに。夏場のトマトや真冬の時期の葉野菜はハウスじゃないと厳しい!そしてなにより夏野菜の苗を育てるのに、冬が寒いこのあたりではハウスがぜひとも欲しかったところなので早速建てることにします。
建てる予定の田んぼに、溝を掘ります。しっかり掘っておかないと雨が降って下がぐちゃぐちゃになってしまいます。田んぼを貸してくれる地主さんがユンボで一気に溝を掘ってくださいました。さすがに機械は早い!半日であっというまに完成。


3月6日 落ち葉集め

踏み込み温床用の落ち葉を集めました。踏み込み温床は初春、まだ寒い時期に早めに苗を育てるためのものです。落ち葉や鶏糞・米ぬかを踏み込み、その発酵熱を利用して育苗をします。
うちでは近所の別荘地に行って落ち葉を拾います。除雪剤や融雪剤(Naなど)がまかれていない脇道のものを集めます。山の中なので落ち葉はたくさん吹き溜まりに吹き寄せられていて集めるのは意外に楽です。

農業用コンテナにぎゅうぎゅうに詰め込みます。上からもまんべんなく踏んでつめこむと1コンテナあたり大体30kgほどにもなります。落ち葉集めは雨上がりの日の方が落ち葉がまんべんなく濡れていて良い感じです。


3月8・9・10日 温床作り

踏み込み温床を作ります。まず枠作り。パイプで骨組みをつくり、パイプとパイプの間の隙間に縦に去年の稲わらを詰めていきます。ぎゅうぎゅうにつめると結構しっかりしたものが出来上がります。稲わらだと落ち葉が発酵する時に適度に水分が抜け、空気が入るので良いのだと思います。稲わらはいろんな場面で役立つので細かくしてしまわずに毎年少しとっておきます。
できた枠組みの中に落ち葉→鶏糞・米ぬか→落ち葉→鶏糞・米ぬかといった順に5層ほどにしきこみます。途中水をまいて落ち葉を全体的に湿らせます。出来上がりの高さはちょうど稲わらの長さくらい。60cmほどです。一番上に乾燥防止の黒い不燃布を敷き、完成!
これで翌日以降温度が上がれば無事に仕込めたことになります。ちょっとどきどきです。


この日はにんにくとたまねぎの追肥もしました。

中耕(根の周りを軽く耕し、空気などを入れるこど)・除草もかねて2列に植えているたまねぎやにんにくの間を鍬で軽く溝を掘り、乾燥鶏糞をそこにいれ、上から軽く土をかぶせます。

たまねぎは昨年秋の植付けが少し遅かったためか成長が遅く、心配なので気持ち多めに追肥します。

3月11日
成功・・・。
温床は無事温度が上がりました。翌日のこの日は30度程度。

午後はアスパラガスの苗の堀上をします。
昨年春に種をまき、畑の隅っこで一年間育苗したアスパラガスの苗を、広い本田に移植するためにほりあげるのです。
野菜はほとんどが一年草、ワンシーズンで終わるものですが例外の多年草がたまにあります。そのうちのひとつがこのアスパラガス。 種をまいてから本格的に収穫ができるまでなんと3年かかります。今年移植してちゃんと収穫ができるのは来年の春。 しかもその間はひたすら除草して草に負けないようにしなくてはなりません。 手間はかかるけど取り立てのアスパラの美味しさを思うとついつい作ってしまうのです。


3月14日 種まき開始!

無事に温度が上がり、一定の温度まで下がった温床に種をまきます。(一時は50度近くまで上がります。その後下がり、 30度前後をキープし始めると種をまけます)といっても温床に直接まくのではなく、種をまいた苗箱を温床の上に並べます。
今日まいたのは賀茂なす、真黒なす、万願寺とうがらし、伏見とうがらし、パプリカ、ミニトマト、サラダ菜やサンチュなどレタス類。
芽が出るまでは緊張します。
昼は暑くても夜はさすがに冷え込むので霜が降りたりしないように上にはビニールを2重にかけます。
昼は温度が上がりすぎてビニールの中は50度くらいまで上がったりするので日が昇るとビニールははずし、夕方またかけます。寒い日は早めにかけたり、微調整もします。
これからしばらくは毎日目が離せません。


これはなすの種。
こんなに小さな種から茄子が育ちます。

3月21日

サラダ菜の芽が出ました!一番乗り。
朝にはちらほら出ていたものが夕方見に行くとほとんど出揃っていました。

今日は畑で直接種まきも。白く見えるのはカキ殻の有機石灰。カキ殻を焼いて砕いたこの石灰では、100%有機質なので撒いた後すぐに種まきもできます。また、ミネラル分(微量要素)の補給にもなり、野菜の味が良くなるということ。
鍬で軽く耕して土とまぜ、ならして種まきをします。今日撒いたものはにんじん、ほうれん草、ラディッシュ、小かぶなど。

3月22日 培土作り

種まきした夏野菜が育ってポットに鉢上げする時のために培土を作ります。今日はそのために去年仕込んで1年寝かせていた温床の落ち葉を 細かく砕きます。
1年たった落ち葉は色がすっかり黒くなり、森の中の土のようないい香りがします。
分解がだいぶ進んでいるので手でもむとぽろぽろと崩れます。
細かくしながら分解できなかった木の枝なども取り除きます。


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