5月6月に子山羊がうまれます
昨年10月からはじめた山羊の交配は、1月末にようやく終わりました。交配は、搾乳山羊飼育でもっとも重要なものです。山羊を繁殖させるだけでなく、乾乳、新規の搾乳開始時期などが決まります。今期の交配は、当歳山羊の交配を人工授精で行ないました。また、通年搾乳を可能にするため、当歳山羊、三歳山羊の二グループに分けて、交配時期をずらすことにしました。しかし、通年搾乳の野望は、人工授精が計画どおり行かなかったため実現することができませんでした。
人工授精は、冷蔵精液を使用した場合の受胎率は一般に60%といわれており、それでいけば2回の人工授精で受胎するということだったのですが、実際やってみると受胎率は30%で、3回ないしは、それ以上の回数ガ必要でした。そのため、10月、11月には当歳山羊の交配が終わる予定だったのが、12月、1月にずれ込みました。その結果12月、1月に予定していた三歳山羊の交配と重なってしまいました。最悪なのは、当歳山羊2頭が受胎しないまま、1月末をむかえてしまったことです。1月で発情期は終わってしまうので、受胎率の悪い人工授精をこれ以上行なうことはできないので、当歳雄山羊の血の遠いものを選んで、自然交配をしました。
三歳山羊は、1頭を除いて、いずれも一回の交配で受胎しました。1頭は、1月に発情せず、交配することができませんでした。種山羊のアキラだけでなく、当歳山羊の2頭の種山羊も、使って行ないました。自然交配は、発情した日の午後、翌朝の二回行なうことで、確実に受胎させる方法をとっています。
このため、出産は、5月6月に集中することになってしまいました。なくそうとしていた、乾乳期は、4月5月になりました。4月、5月はじめは、搾乳量がわずかなものになります。3月に、昨年受胎しなかった三歳山羊が出産し、当歳山羊で2回の人工授精で受胎した一頭が、4月に出産する予定です。これらと交配できなかった三歳山羊一頭がその間に搾乳できるだけになっています。
今年の交配は、人工授精を行なわないで、早い段階で新規種山羊を手に入れて、全頭自然交配にしようと思っています。来年こそは通年搾乳を実現するぞ、決意しているしだいです。
5月後半から6月の終わりまで、新生やぎが生まれます。初夏なので、寒さを心配する必要がありませんが、夏は山羊にとって病気の発生しやすい季節なので、その対策をいまから考えておく必要があります。
とりあえず、搾乳山羊の最大のイベントである交配が終わったので、ほっとしているところです。もう毎朝、どの山羊が発情しているかをチェックする必要がなくなりました。正月返上だったので、旧正月で正月休みをとろうと思っています。それが終われば、出産、子山羊養育の準備に入ります。
今年は、大晦日から大雪で、雪の多い冬ですが、動物たちは元気に冬を乗り越えています。冬が苦手な、猫も、天気のいい日は、鶏と一緒に日向ぼっこをしながら元気にすごしています。猫の楽しみは、山羊にじゃれつくことで、山羊は最初迷惑顔でしたが、平気になり、お返しに猫の尻尾を引っ張ったりして遊んでいます。豚は、相変わらず、よく食べ、寝言を言いながら爆睡しています。
空腹になると死にそうな声をあげて飼料を要求するのでうるさいですが、体が大きくなっても愛嬌があります。